【テクニカル分析とファンダメンタルズ分析】何がどう違ってどちらを使えばいいの?

テクニカル分析とファンダメンタル分析とは

ファンダメンタルズ分析

マクロミクロの経済面から投資対象の本質的価値を測り、今現在のレートは割安なのか割高なのかを判断する分析手法である。

FXは為替というものになるので、一国の国力をこのファンダメンタルズで見ていく必要がある。

国力の測り方は無数にあるが、代表的なものとしてはGDP(その一国がある期間にたたき出した生産、支出、分配の合計を数値化したもの)が前年比で伸びているか、四半期ベースで伸びているかなどを見ていくものである。

それ以外にも一国の経済力を測るもの、例えば、金利、雇用、物価、政治の情勢などを総合的に判断し、今現在その国の通貨の価値が割安なのか割高なのか、割安なら買い、割高なら売りというアプローチを行うのがファンダメンタルズ分析ということになる。

テクニカル分析

すべてのファンダメンタルズは価格に織り込まれるということを前提にチャートの値動きに焦点を当て、将来を予測していく分析手法である。ダウ理論という代表的な理論の中にある考え方にもなる。金融危機であったり、戦争、天災、または国を揺るがすような大事件が起こったとしてもそれらは全てチャートに織込まれる。

よって、そうなのであれば、マーケット分析に必要なのは過去のチャートの足跡であり、それ以外にはない、という考え方をいう。

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ドラゴン先生

私はこのテクニカル分析をお勧めするぞ。

理由はいくつかあるが、以下詳細を説明しよう。

テクニカル分析がおすすめな理由

テクニカル分析が有用な理由説明図(「マックス岩本講義動画」より引用

 ファンダメンタルズの変化でマーケットが動いたというのは様々なニュースを見てよく聞くことである。

例えば、アメリカの雇用統計の結果が良かったからドルが買われたとか、ある国が利上げをすることを発表したからその国の通貨が買われたとかある国が利下げを発表したからその国の通貨が売られたとか北朝鮮の情勢が悪化したから円が買われたというようなニュースが飛び交っている。このように、ファンダメンタルズの変化でマーケットが動くというのはある意味事実である。しかし、これには重要な視点、つまり投資家の存在が抜け落ちていると考えられる。

どういうことかというと、雇用統計の変化、利上げの実施、ある国の情勢の悪化、これらの事象で市場が動くのは紛れもない事実であるが、そのファンダメンタルズの変化で投資家がマーケットで投資行動をとったからこそマーケットが変化した、ということである。それを基に見ていくと、ファンダメンタルズは、起こった事象を基に分析していくのに対して、テクニカル分析というのは、そのファンダメンタルズも加味したうえでの投資家の動向に注目してマーケットにアプローチし、分析をしていく手法と言える。

よって、マーケットの変動は紛れもない事実になるが、マーケットの変動を起こした投資家の動向に注目してマーケットを分析をしてゆくテクニカル分析のほうが優れていると考えるのである。

テクニカル分析の種類にはどんなものがあるか

ドラゴン先生

テクニカル分析には次のようなものがあり、代表的なものでも34ある。

それらを大きくグループ分けすると5種類になる。

  • トレンド分析
  • オシレーター分析
  • 非時系列分析
  • フォーメーション分析
  • 理論

である。

テクニカル分析の種類説明の図「マックス岩本講義動画」より引用

①トレンド分析

1つ目はトレンド分析というカテゴリーに属するものである。ローソク足、移動平均線、トレンドライン、エンベローブ、ボリンジャーバンド、パラボリック、MACD、酒田五法がこれに属する。

それぞれ開発者だったり、開発された時期は異なるが、いずれもトレンド、つまりマーケットの方向を分析するという点では共通している。

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②オシレータ分析

2つ目はオシレーター分析というカテゴリーである。オシレーターというのはもともと物理で振動子(振り子)を意味する用語であり、投資においては、マーケットの変動が一定期間にわたって振り子のような動き(運動)をすることから考案された分析法である。

代表的なものに、ストキャスティクス、RSI、DMI、CCI、ATR、ROC、RCI、モメンタムがある。

価格のマーケット変動や、買われすぎ、売られすぎの水準を見るのに適したものであるという特性がある。

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③非時系列分析

3つ目は、非時系列分析である。

これは、ある意味、時間軸というものを無視し、価格だけ見てマーケットの方向性であったりとかトレンドの転換点を捉えていく分析法である。

④フォーメーション分析

4つ目はフォーメーション分析というものである。これは、チャートの形を捉えてこれからのマーケットの方向性を分析する手法となる。

チャートの形として、トライアングル、ペナント、ウエッジ、ヘッド&ショルダー、ダブルトップ・ボトム、ソーサー、スパイクなどがある。

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⑤理論

5つ目は、理論という分類である。

一目均衡表、エリオット波動、ギャン理論、サイクル理論などがある。

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テクニカル分析-テクニカル指標の活用方法

これらをすべて覚えればよいのかというとけっしてそんなことはない。かといってどれか一つを選んで単一で活用するというのもお勧めしない。なぜなら、単一で使うと、マーケットの変動をある意味一面的に捉えることになるからである。

大事なのは、数あるテクニカル分析手法を異なる視点を持ったインジケーターを2つないし3つ組み合わせてマーケットを多面的に見て優位性を捉えていくということである。

テクニカル分析の活用フロー

テクニカル分析の活用フロー解説の図「マックス岩本講義動画」より引用
ドラゴン先生

今まで紹介したテクニカル手法の中でどのテクニカル手法を活用するのかということだが、3つのことを教えてくれるテクニカル指標を組み合わせると効果的である。

その3つとは

①方向性を教えてくれる指標

②タイミングを教えてくれる指標

③ポジションを継続すべきかどうかを教えてくれる指標

である。

①方向性を教えてくれるテクニカル指標

方向性がわからなければ売るべきか買うべきかがわからない。今現在のトレンドが上昇なのか下落なのかこれを教えてくれる指標を活用する。

トレンドにおいても常に上昇、下落をきれいに切り分けられる局面ばかりではない。

ときにはレンジ相場、つまりトレンドレスの局面というのもある。

まずは方向性を教えてくれるテクニカル指標を使って今現在のマーケットの状態がトレンド相場なのか、レンジ相場なのか、この切り分けを行うことが大切である。

この切り分けができれば売買シナリオの構築に役立ち、買うべきか売るべきか決定することができる。

②売買タイミングを教えてくれるテクニカル指標

いつ買えばいいのかまたいつ売ればいいのかこれらのことを教えてくれるテクニカル指標を用いる必要がある。

これを用いることによって、自分自身で組み立てたシナリオに合わせたタイミングでエントリーすることができるわけである。

③ポジションを継続すべきか教えてくれる指標

エントリーした後にすべきことは何か。それが継続性の分析である。どういうことかというと、エントリーによって取得したポジションをいつまで持ち続けるかの分析である。

方向性を見極めてシナリオ構築し、タイミングをとらえてエントリーした。だとすれば次にすることはそのポジションを持ち続けるかどうかである。もっと言えば、トレンドが続いているかどうかこれを教えてくれるテクニカル指標を活用する必要がある。

トレンドが継続していると、その指標からそれが判断できるのなら、利益の追求(ポジション継続)を行い、トレンドが衰えたことが認識できるのであれば決済を行う。上図の通り、決済には2つの種類があり、1つは利益確定であり、もう一つは損切り(シナリオの崩壊)である。

これは優位性を捉えた1つの結果に過ぎないので、必ずこのようなプロセスを踏んで最後は利益確定か損切りで終わるようにする。このようなプロセスを踏んでさえいれば間違っても塩漬けという選択肢はなくなるはずだ。

ドラゴン先生

大切なのは方向性を教えてくれるテクニカル指標、タイミングを教えてくれるテクニカル指標、そして継続性を教えてくれるテクニカル指標を活用し、利益の確定か損切りというプロセスを繰り返すということだ。

まとめ-テクニカル分析とファンダメンタルズ分析

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