神チャートTradingView の凄さについて徹底解説します
多くのトレーダーに愛用されているチャートソフトと言えばメタトレーダー(MT4)が上げられますが、それ以上に高機能で見やすく使いやすいTradingViewというチャートをご存知ですか。これは、クラウド形式であるため、PCも重くならないし、対応するOSもWindowsばかりでなくMacにも対応しています。ただメタトレーダー(MT4)の陰に隠れて日本ではあまり知られていないチャートであるため、そこを掘り下げて解説します。
目次
TradingViewとは
TradingViewは米国シカゴに本社を置くTradingView Inc.が開発している高機能チャートである。世界で1,500万人のユーザーがいると言われ、日本国内でも多くのトレーダーに愛用されているチャートの一つである。Toutubeでも多くの有名トレーダーに高評価で取り上げられている。
TradingView のメリット
TradingView のメリットとして次のものが挙げられる
・チャート分析に必須なインジケーターと描画ツールが使用可能
・他のトレーダーのアイディアを学べる
・TradingViewチャートは、他のディバイスで同期可能
取引できる金融商品や銘柄が豊富にある
TradingView は、FXばかりでなく、さまざまな金融商品のチャート表示が可能となっている。今現在チャート表示可能な商品は次のとおりである。
・先物
・FX
・仮想通貨
・CFD
・債券
・指数
チャート分析に必要なインジケーターと描画ツールが使用可能
チャート分析に必要なインジケーターや描画ツールの種類が豊富で80種類以上も備わっているほか自分のオリジナルで作成したチャートのレイアウトを保存することが可能で好きな時に取り出すことができる。
表示可能なインジケーター一覧
PCへのインストールが不要
TradingViewは、クラウド形式のチャートツールであるため、PCからのインストールが不要となっている。
よって、アカウントさえ作成すれば、パソコンでもスマホアプリでも、自身のアカウントでログインすれば、どれも同じ設定状態のものを利用することが可能となる。もしパソコンやスマートフォンを別のものに替えたとしてもアカウントからのログインで同じ設定で使える。
他のトレーダーのアイディアを学べる
SNS機能が備わっているため、ほかのトレーダーのアイディアを学ぶことが可能である。そのアイディアは、次のカテゴリーで分類され自分の必要なほうを選択できる。
・フィボナッチ、トレンドライン、フラクタルなどの分析方法ごと
ちなみにSNS機能とは、ユーザー同士が相場の動向を考察したり、投資に関するアイデアを意見交換ができるチャット機能のことである。
TradingView のデメリット
逆にデメリットもある。以下のとおりである。
・TradingViewチャートが使えるFXブローカーが限られる
・チャートを使いこなせるまで時間を要する
無料プランの機能制限
TradingView が提供しているプランには無料と有料のものがある。無料でも有料でも多くの種類の銘柄をチェックできるが、無料プランだと以下の点に機能制限がかかる。
・インジケーター使用は3つまで
TradingView を使ってトレードできるFXブローカーが限られる
現在のところ、 TradingView を使ってトレードできるFXブローカー は以下の3社となっている。
・Trade Station
・Saxo Bank
やはりTradingViewは神チャートだった まとめ
- 描画ツールは80種類以上が備わっており、機能的にもMT4を凌ぐ。
- 取引できる金融商品や銘柄の種類が多く、チャートに表示可能である。
- SNS機能、いわゆるチャット機能を使って、他のトレーダーからトレードスキルを学ぶことができる。
- 無料プランのほかに3種類の有料プランが存在するが、無料プランでは機能がかなり制限される。
- TradingView を使ってトレードできるブローカーは3社ほどしかないが、その3社に口座開設ができないのなら、 TradingView を分析専用ツールとして使うのも1つの方法である。